2015年7月24日
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30代・40代の壁を超える真のモチベーション
最近、会社にお勤めの社員さんからよく
「会社に残ろうか?退職しようか?」の相談が
数件続いてあり、話を聞く機会がありました。
大抵の場合、相談者本人が自分の中に答えを持っているので、
徹底的に聞くようにしています。
第三者の私に相談するということは、どうしようか迷っている
およそ50:50 の迷い具合ですが、
しかし、社内の上司・先輩に相談する場合は
ほぼ80:20の割合で退職を決意されている場合が多いです。
なぜ、そこまで切羽詰まらないと上司・先輩に相談できないのだろう?
それは、コミュニケーションが取れていないからです。
いい時は、普段のたわいもない会話で相手の考えていることややりたいことが
察知できる関係にあり、ほとんど問題も起きませんが、
少し、上司もいっぱいいっぱいになったり、部下・後輩に必要以上に言葉を選び
気を使いすぎたりすると、受け取り手も敏感に察知し、距離を感じてしまいます。
1回や2回くらいは、
「先輩も大変やなぁ~」と寛容に受け止めますが、何回か同じことが続くと
一気に関係がギクシャクするようになります。
「昔の社長が良かった・・・」
「あの時の先輩が輝いていた、あんな管理職になるんだったら辞めたほうがいい」
など、過去を振り返り今を悲観するようになり
そうすると・・・・
「会社の将来が見えない・・・」
「今の仕事は自分に向いてない・・・」
となるケースが非常に多いです。
時期的には
30代前後 40代前後 壁を感じる時期かもしれません。
悩みを持つ、将来について迷う、ということは
真剣に自分の人生を考えている証拠ですね。
そんな時に、本当の意味で話し合いをできるような場をつくる。
先輩・上司も後輩・部下に気を使っています。
食事に誘って、警戒されたり断られることもあるかもしれませんが、
勇気をもって声をかけて、腹を割って話し合うのが一番いいですね。
早いに越したことはありません。
あなたの会社で、悩んでいる30代前後 40代前後の部下はいませんか?
是非声をかけてあげてくださいね。